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2019年6月30日

【Facebook/仮想通貨】Libraは夢のグローバル通貨か牙を抜かれた暗号資産か

「満を持して」と申しますか、「睨まれてる最中に相変わらず好き放題やってるな」と申しますか、米フェイスブックさんが仮想通貨やりますのニュースです。

※Facebookが世に問うLibraは夢のグローバル通貨か牙を抜かれた暗号資産か/Yahoo!ニュース/6月29日

Facebookは6月18日(日本時間)、独自通貨「Libra」の構想を発表し、それを支えるLibraブロックチェーンのソースコードを公開した。Libraはパートナーとして決済事業者のVISA、Mastercard、PayPal、サービス事業者のUberやLyft、Booking.comなどが名を連ねる。Libraは2020年前半の運用開始を目指す。

※ここまで

・コンソーシアムをつくって有名民間企業と一緒にやる

・ステーブルコインだけれども米ドルと連動しているわけではない

・しかしBitcoinのような暗号資産と異なり投機性ではなく安定性、実用性を目指す

といったところが旗印でしょうか。

最後のところが「フェイスブック社への利益を目指す」の間違いではないか、といったところが、当局に睨まれているいくつかのニュースで考えられる個人的疑惑です。

※FacebookのLibraは暗号通貨よりむしろ信用紙幣、金融当局はシャドーバンク化を強く警戒/Techcrunch/6月20日

※なぜ金融当局はBitcoinよりLibraを警戒するのか/Yahoo!ニュース/6月23日

※フェイスブック帝国が仮想通貨参入で描く野心/Newsweek/6月29日

本件ですが「TSUTAYAさんのTポイントみたいなものなのかな」と思ったわけですけれども、最初は近いイメージだったのかもしれません。

ただ、彼らがやろうとしていることは決済通貨、信用紙幣を民間でつくろうとしていることに他ならないわけで、例えばBitcoinでは価値の安定性が悪すぎて実際に使えなかったけれどもこいつは使えるかもなというインフレに苦しむアフリカ諸国などがいた場合、ATMの必要なドル紙幣に代わってLibraがネット上で低コストに取引される可能性を考えたとき、米当局が厳しめの見解を連発するのも致し方ないと考えます。

しかしながら「グローバルな暗号資産に社会(世界)ニーズは本当にあるか」を愛と欲望をもって世界に問う、という意味でザッカーバーグさんの偉業には頭の下がる思いであり、本件命がけで戦ってもらいたいと思料するものです。

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