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2016年10月24日

【IAEA発表】ドイツの原発へのサイバー攻撃について

A nuclear power plant became the target of a disruptive cyber attack two to three years ago, and there is a serious threat of militant attacks on such plants, the head of the United Nations nuclear watchdog said on Monday.

He said he had not previously discussed the cyber attack in public.

国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は、ドイツの原子力発電所が、2〜3年前に破壊的なサイバー攻撃の対象となり、このようなプラントに対する好戦的な攻撃の深刻な脅威が存在しうると明らかにしました。

天野之弥事務局長はまた、サイバー攻撃が公に議論されることは初めてであるとも付け加えました。

※ロイター/IAEA chief: Nuclear power plant was disrupted by cyber attack

※日本文当社にて訳

過去にも日本のもんじゅ韓国原発へのサイバー攻撃も取りざたされましたが、今回のIAEA天野局長のコメントは今年のグンドレミンゲン原発への攻撃についてのものと思われます。

これら攻撃が国家による思惑を要因とする可能性が高い、と考える場合、やはり我が国における情報処理安全企画支援士の制度もそうですが、各国の国家的対策が急務かと思料するものです。

当社も、国家との共同プロジェクトにつきまして、近日中に発表の予定です。

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