導入企業さまの声

Client`s Voices

全国の新車、中古車ディーラーや自動車整備工場で使われる業務システムで高いシェアを誇るディーアイシージャパン株式会社。
クラウドWAFイージスをすでにご活用のこちらの企業様に、
イージス導入後の感想や、今後のIT界における「仕事」について伺ってきました。

コンピュータはコンピュータの仕事を。人は人の仕事を。

ディーアイシージャパン株式会社
代表取締役社長 松縄眞 様
中村文昭 様
倉嶋彰 様

QクラウドWAFイージスを採用する決め手はなにでしたか。
A信頼できる方からのご紹介でした。
導入のきっかけは、信頼する方(当時三菱電機の田中様)からのご紹介があったからですね。
特に新しいサービスを信頼できる方に推奨してもらえることは重要で、サービス選びの際、大きな要素になります。
もちろん、お客様の大切なデータを預かってるわけですから、それを守らないといけないという課題は持っていました。
毎月いただける攻撃通信のレポートにはメリットを感じましたね。(松縄様)
システムのどこを狙って攻撃通信があったか、また対策について教えてくれる点はありがたい。
最新攻撃のトレンドがわかる点もありがたいです。
システム構築に係るプラットフォーム選びや、迷惑メール対策についてなど、セキュリティ全般の相談を今後もしていきたいと思っています。(中村様)
ソフトウェアのWAFってどうなんだろう、という興味はありました。契約期間が長くなると、攻撃通信の全体的な流れが見えてくるのはありがたいですね。
最近攻撃通信量が増えているのが気になるので、これからもシステム更新対応がんばってください。
社内システム拡充に合わせて、将来的な追加も検討したいです。(倉嶋様)
Qディーアイシージャパン様のIT業界やITシステムに関するスタンスについて教えてください。
Aコンピュータはコンピュータの仕事を。人は人の仕事を。
これは創業時から当社の一貫した考え方であり、DICという社名に込められた思いなんですが、「コンピュータにできることはコンピュータに任せ、人が人として行うべき仕事に集中する。」ということが、機械化やIT化の時代において重要だと思っています。
ディーラーや整備工場では事務処理が多いんです。事務の担当者には、昔はみんなペンダコがあって。
継続検査申請書、整備記録簿、自賠責保険証、挙げていったらキリがないですけど、車検証見ながら、複写して一所懸命書いていた。
アナログの仕事をコンピュータを使って自動化するっていうことは、「お母ちゃんの仕事を減らしてあげたかった」っていうことなんですよね。
それをお客様の業務システム全体へトランスフォーメーションさせてきたのが当社のサービスであって、これからはフィンテック全体を考えたいと思っています。
総務や経理の仕事って、本当はコンピュータがもっと効率化できるはずなんです。
人ができるだけ介さないことで、間違いのない仕事をシステムが行う。
反対に人が行うべき仕事は、考えて、マーケティングして、マーケットを拡げること。ここは人じゃないとできない。
これからの時代は「紙」や「コンピュータ」といったモノに価値のある時代じゃなくなっていくと思っています。
モノを使って仕事を効率化させる。そこから得るデータや時間で、本当に価値のある仕事をする。
給料1人分の仕事をするAIのシステムをつくる。AIに仕事がとられるかもしれない。どんどんとられればいい。
人が少なくてもビジネスマーケットは拡げてゆく。皆が豊かに暮らしてゆかれる社会にする。
これこそまさにこれからの少子高齢化日本が、世界のモデルケースとして示すべき「働き方改革」だと思うんです。
Q御社の考える新サービスや新しい取り組みについて教えてください。
Aお客様との価値あるコミュニケーションを増やしたいので、サービスの自動化は急ピッチで進めます。
新しいサービスやアイデアを語るときに重要なことは、それって実は一度「聞いたことがある」話だったりすると思うんです。
お客様の「こういうものが欲しい」だったり、仲間と話した「こういうのつくれないかな」だったり。
これは常日頃、お客様の声に耳を傾けて話を聞いていないといけない、ということだと思うんです。
そういった時間を増やすために、コールセンターをAIで自動化する予定です。
IT業界と同様に、自動車業界も「専門性」の世界なんですよね。コールセンター担当者は経験を積まないとできない仕事なんです。
ここが自動化できると、もっとお客様とのコミュニケーション時間を有効に使えると思うんです。
ディーラーや整備工場から送られてくるDMって面白いですか。オイル入れ替えましょう。タイヤ大丈夫ですか。面白くないですよね。
これから5Gになって自動運転の時代になって、お客様と自動車とディーラーや整備工場はもっとコンタクトが密になるはずなんです。
そこで、整備や車検のことだけじゃなくて、エンタテインメント情報や自動車生活を豊かにする情報のやり取りができるようになるとクルマがもっと楽しくなると思うんですよね。
自動運転技術が進む一方で、今のスキーみたいに「クルマの運転を楽しむのはサーキット」という時代も来ると思っています。
そういった未来を見据えて「より楽しく」お客様とコミュニケーションするためには、今の業務にも、もっと自動化が必要だと思っています。
Q山羊の牧場を運営されている、と伺いました。
A社員のノンバーバルコミュニケーションを育てています。
動物はコミュニケーションがとても大切です。山羊は言葉を持たないんですけど、やっぱり目を見てるとわかるんです。これも機械じゃできない。
除草を機械を使って行うよりも、山羊が食べたほうがCO2排出量も少ないことがわかってきました。ITシステム、自動車業界で働く者としてSDGsを考えることは重要です。
2月末~3月初旬にかけて一斉に子供が産まれるんです。頭数が増えてきたので、ミルクからつくるチーズの製品化に力を入れようと思っています。
「しなの雪姫」というブランド山羊なんですけど、今度の国際オートアフターマーケットEXPO2019でもまた当社ブースで活動報告します。
3月13日~15日は国際フォーラムの当社ブースへぜひお立ち寄りください。

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