セキュリティブログ
【コロナアプリ/厚労省】接触確認アプリ(COCOA)に陽性者として登録するために必要な処理番号の発行を一時停止します
2020.07.15
※接触確認アプリ(COCOA)に陽性者として登録するために必要な処理番号の発行を一時停止します/2020年7月10日/厚労省
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA:以下「アプリ」)について、アプリの不具合が原因により、新型コロナウイルス感染症の陽性となった旨を登録することができない場合があることが確認されたため、この原因について調査し、必要な対応を行うため、陽性者としてアプリに登録するために必要な処理番号の発行を7月11日から一時的に停止させていただきます。
※ここまで
「陽性となった旨を登録することができない」ですか、、
本アプリの経過については引き続きまして追いかけていきたいと考えます。
ところで、なんだか気になる記事が以下です。
※接触確認アプリ「COCOA」が端末と陽性者情報を紐づけできる可能性/2020年7月15日♯{user.name}@recommendedさんブログ記事より
厚生労働省が公開した接触確認アプリ「COCOA」のベースであるCovid19Radarは、処理番号登録時にDeviceCheckのTokenを送信しています。DeviceCheckでは端末を直接識別することはできませんが、端末に対して永続的なフラグを設定することができるため、端末と「陽性者である」という情報を紐づけできる可能性が存在します。
※ここまで
詳細は上記ブログ記事に譲るとして、もちろん感染者拡大を抑えることを目的のアプリが利用拡大されることを心から祈りつつも、セキュリティおよび、プライバシー対策については万全を期していただきたい、またそのための議論が深まることについては指示したい、と思料するものです。