セキュリティブログ
【コロナ接触アプリ/政府】日本版接触確認アプリのポイント
2020.05.28
アップルとグーグルからは5日に位置情報の取得禁止について発表がされておりましたが、20日リリースのiOS13.5 の実装に合わせて「新型コロナウィルス感染症接触通知アプリ」については言及がなされています。
そして26日に政府からいよいよ発表がなされました。我が国の接触確認アプリの全容です。
・「接触確認アプリ及び関連システム仕様書」に対するプライバシー及びセキュリティ上の評価及びシステム運用上の留意事項
以下のエントリーに解りやすくまとめられています。
・【分かりやすく解説】日本版コロナ接触確認アプリのポイント/羽深宏樹/弁護士/経済産業省/2020年5月27日
※以下引用
①アプリ利用開始時、及び陽性者が感染者システムへ登録する時という2つの重要局面で、ユーザーの同意の取得を求めていること。
②本アプリを通じて運営者やユーザーが取得する情報が、目的達成のために必要最小限といえること。
③通知サーバー及び端末の双方について、本アプリの運営上に必要と考えられるセキュリティ基準を満たすことが求められていること。
④不要となったプライバシー情報は速やかに削除するものとされていること。
さらに、運用に際しては、ユーザーに対してあらかじめ、プライバシー情報の利用目的や取扱方法等について十分な説明を尽くすべきことや、システム導入時の脆弱性検査を行うこと等を求めています。
※引用ここまで
先般エントリしたオンライン申請でもひと悶着ありましたので、「大丈夫かな」という気持ちは残ります。
6月中旬リリースとのことですが、追跡調査が必要な情報かと考えます。