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【北朝鮮/ハッキング】国連の対北制裁報告書、コインチェック事件関与に言及
2019.03.27
3月26日、ロシアのセキュリティ企業カスペルスキーさんがレポートを発表しています。
※Lazarusは未だ暗号通貨ビジネスをターゲットとしている
北朝鮮のハッカー集団「Lazarus-ラザルス-」については、3月8日に国連の北朝鮮制裁委員会から発表があったばかりです。
国連の北朝鮮制裁委員会専門家パネルがまとめた報告書は、2018年1月に日本でおきた仮想通貨交換会社コインチェック(東京・渋谷)の巨額流出事件についても触れた。ロシアのサイバーセキュリティー会社の調査を添付資料として掲載し、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」の関与を示唆した。この事件での仮想通貨「NEM(ネム)」の流出額は5億3400万ドル(約590億円)にのぼった。
※ここまで
これは非常にうがった見方をすると
・将軍様の指示によって日本(コインチェック)から600億円が盗まれた
・600億円が新しいハッキングツールやミサイル開発非に化けている
という
「コインチェックNEMが北朝鮮ミサイルに転換の法則」
という極めて悪い冗談が成立しかねません。
対中国、対朝鮮半島を考えた場合に、我が国の政府としてのかじ取りはもちろん、ひとりひとりのセキュリティリテラシーも国防に繋がる可能性がある、と示唆するニュースかと思料します。