セキュリティブログ
【名古屋大学/情報流出】名古屋大学への不正アクセスによる個人情報流出について
2021.04.01
※名古屋大学への不正アクセスによる個人情報流出について/名古屋大学/2021年3月30日
本学情報連携推進本部ITヘルプデスクを装った不審なメールに記載されたURLにアクセスし、本学のメールアドレス及びそのパスワードを入力した事により、これらの情報が不正に第三者に取得されました。
その結果、当該メールアカウントに不正アクセスされ、個人情報が含まれる電子メールを閲覧された可能性が高い事が確認されました
(中略)
同教員の当該メールアカウントにて受信していた電子メールは3,994件あり、そのうち、個人情報に該当するものとして、本学のLMS (Learning Management System)から送信され、同教員が当該メールアカウントで受信した「課題提出のメールによる通知」が857件含まれておりました。
この通知には、333名分の「課題の名称」、「提出した学生氏名」、及び「学籍番号」、並びに課題の編集等ができる2名分の教員の氏名、職員番号が含まれていた事が判明しました。
※ここまで
個人ベースでもショートメッセージ等で宅配業者を装ったメッセージが届くことがあります。
メッセージや実際の入力画面も非常に本物そっくりな例が増えています。
このような手口があることをまずは理解したうえで、URLにアクセスする前にメッセージをそのままコピーしてGoogle検索するなど、しっかりと確認することを心掛けて頂きたいと思料するものです。
また、大学へのサイバー攻撃の事例は昨今急激に増えている印象です。
以下、各大学のリリースのリンクを貼っておきます。
※個人情報の漏洩及びフィッシングメールの送信について/東京農工大学/2021年2月5日