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【新型コロナ/情報流出】福岡県のコロナ感染者情報流出 名前など9500人分 外部からデータ閲覧可能に

2021.01.07

※福岡県のコロナ感染者情報流出 名前など9500人分 外部からデータ閲覧可能に/西日本新聞/2021年1月7日

福岡県は6日、県内でこれまでに確認された新型コロナウイルス感染者の9割超に相当する約9500人分の名前や居住する市町村などの個人情報がインターネット上で第三者が閲覧できる状態になっていたと発表した。

※ここまで

※以下、福岡県による特設サイトです。

https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid19-rouei.html

※ここまで

「今回はコロナ情報でよかった(まだマシであった)」

といった気持ちです。

これらがマイナンバー登録情報や将来の例えば遺伝子データなどであった場合、半永久的な差別やデータ改ざんによる本人認証への影響など計り知れない未来のコストとなるため、そういった時代になる前に本件が発生したことはむしろ良かったのかもしれません。

そもそも、コロナの感染情報は秘匿すべきか否か、といったところも、今後公共の福祉に照らし合わせた際の観点になるかと思料します。

こと、ここに至っては感染といった結果のみを用いて、誰を責めることもできないと考えるものです。

2021年の皆様のご健康を当社スタッフ一同、祈念しております。