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【日本電子計算/システム障害】50自治体システム障害、不具合は米デルのストレージで発生

2019.12.13

※50自治体システム障害、不具合は米デルのストレージで発生/日経TECH/12月10日

2019年12月4日に発生した50自治体のシステム障害について2019年12月10日、不具合を起こした日本電子計算がIaaS「Jip-Base」で利用していたのは米デルテクノロジーズ(Dell Technologies)のストレージ装置「Dell EMC Unity 500」であることが分かった。

日本電子計算によると、このストレージ装置の特定のバージョンのファームウエアを使い、さらに高速に読み書きするための並列処理機能を使う条件がそろったときに不具合が発生したと見ている。不具合を解消するためにストレージメーカーからの修正ファームウエアを適用したが、12月10日午前11時時点で復旧には至っていない。

※ここまで

※12月13日追記

今後は以下のように復旧を進めて行く様子です。

※「別クラウドで再構築」、10日目突入の50自治体システム障害に進展/日経TECH/12月13日

千葉県浦安市や愛知県東浦町も同様に別クラウド上での再構築の検討を始めており、例えば浦安市ではまだ再開できていない要介護認定などの介護保険業務システムを別クラウドで再構築する方向で進めている。いずれの自治体も「日本電子計算に本番環境とは別のクラウドの領域を用意してもらい、そこに業務システムを立て直す」(和泉市)という。日本電子計算は再構築に関し、「現状のお客様の個別システムの復旧状況についてはコメントできない」と回答した。

※ここまで

関係省庁データもAWSで運用することが決定しておりますけれども、サイバー攻撃以外の部分においても、情報システム部門の責務はますます重くなると考えられる2020年以降と思料します。

サイバー攻撃以外の不具合につきましても、お気軽に当社までお問合せいただけましたら調査、確認を行いますのでお気軽にお問合せください。