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世界最大級サイバー攻撃集団 「身代金」で100億円奪取

2022.06.07

サイバー攻撃がビジネス化していることがよくわかる記事です。

※以下記事引用

※世界最大級サイバー攻撃集団 「身代金」で100億円奪取/日本経済新聞/2022年5月16日

世界最大級のサイバー攻撃集団でロシアとつながりが深い「Conti(コンティ)」の活動実態が判明した。「ランサムウエア」と呼ぶウイルスで企業などのシステムを攻撃し回復させることと引き換えに1年半で100億円相当の暗号資産(仮想通貨)を奪取。645の仮想通貨口座で複雑に資金を移動させて追跡を逃れていた。人事や渉外など大企業並みに機能を分化した組織で攻撃を実行しており、サイバー犯罪が「ビジネス」化しつつある状況だ。
シンガポールの調査会社ダークトレーサーによると、世界で公表されたランサム攻撃の被害企業数のうち最多の約2割(824社)がコンティによるものだ。米政府は6日、コンティに対し最大1000万ドル(13億円)の懸賞金をかけた。

※記事引用ここまで

昨今ますます手軽にサイバー攻撃を行えるようになっており、サイバー攻撃がビジネス化している状況です。

以下の記事でも同じ趣旨が報じられています。

※米パロアルトのアローラ氏「サイバー攻撃がビジネス化」/日本経済新聞/2022年6月6日

The 2021 Hacker Report」によると、ハッカーにとってもっとも魅力的な攻撃先は「Webサイト」と言われています。

Webサイトの最低限のセキュリティ対策として、イージス等のWAFを導入頂きたいと思料するものです。