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トータルマリアージュサポート社、不正アクセスにより最大91万件以上の情報漏えいか

2025.07.18

株式会社トータルマリアージュサポート社は、婚活イベントサイト「TMSイベントポータル」をはじめ、

「スマイルステージ」「フィオーレパーティー」「マッチングパーティー」の合計4つのサービスにおいて、

不正アクセスが行われた可能性を2025年7月14日に発表しました。

きっかけは、同年6月24日、ユーザーから「サービス運営ドメインに似た偽ドメインからのフィッシングメール」が報告されたことでした。

同社が調査した結果、2025年5月19日〜7月1日の期間にサイトへの不正アクセスが行われていたことが判明しています。

不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性に関するお詫びとお知らせ/株式会社トータルマリアージュサポート公式/2025年7月14日

※以下引用

漏えいした可能性のある対象者は、2025年7月1日までに対象サービスの婚活イベントサイトに登録および参加されたお客様情報で、漏えいした可能性のある情報は以下のとおりです。
・漏えいした可能性のある情報
姓名、ニックネーム、生年月日などの「基本情報」、メールアドレス、電話番号などの「連絡先・その他情報」、「趣味・嗜好・生活」などの情報
※ただし、上記項目は、お客様が登録されている限りにおいての情報となります。お客様にてご入力なき情報は、もちろん対象とはなりません。
・本日時点で、実際に漏えいを確認できましたのは、52名のお客様情報となります。
・それ以外のお客様情報につきましては、攻撃の手法上、実際の漏えい実数を正確に特定することができません。このため、保有データの最大件数を漏えいの可能性範囲としてお知らせいたします(最大910,795名)。

※ここまで

近年では、特定企業を狙った標的型攻撃だけでなく、無差別に自動化されたサイバー攻撃が日常的に発生しています。

SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)といった攻撃は、企業規模や業種を問わず被害をもたらす可能性があります。

無差別攻撃の大半は、WAFで自動的に検知・遮断できるケースが多く、初期防御の第一歩となります。

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