セキュリティブログ
全国で最大17万3千件の卒業アルバムデータが漏えいか
2025.04.25
斎藤コロタイプ印刷社は、卒園アルバム制作に関わる全データを保管している
専用サーバが「ランサムウェア」の攻撃を受け、データが暗号化される被害が発生しました。
弊社工場システムへの不正侵入被害に関するお詫びとお知らせ/斎藤コロタイプ印刷株式会社公式/2025年04月24日
※以下引用
昨年来、弊社工場のシステムにネットワーク障害が発生し、内部調査委員会を立ち上げ、鋭意状況を精査したところ、外部からの不正侵入によるトラブルの可能性が高いと思われることから、担当行政機関である個人情報保護委員会へ報告、及び専門業者によるデジタル鑑識調査(デジタルフォレンジック調査)を実施した結果、世界各地で被害が報告されている不正侵入型マルウェア「ランサムウェア」による攻撃を受けたものであることが特定されました。「ランサムウェア」とは、不正侵入先のデータの取得を主目的とするものではなく、データを暗号化することで複合鍵(パスワード)の開示と引き換えに現金を要求するという身代金要求を主目的としたマルウェアを指しますが、第三者の侵入を受けたという事実から情報漏えいの可能性を否定できない事態となりましたので、その旨ご報告申し上げます。
※ここまで
ランサムウェア攻撃では、攻撃者がインターネット上の脆弱な機器全般を対象に、内容を特定せずに無差別攻撃を行う手口が増えています。
特に、WEBサーバはその攻撃対象となりやすく、暗号化被害が多発しています。
当社製品「イージス」は、WEBサーバへのランサムウェア攻撃に対し、検知・遮断の両面で強力な防御機能を提供します。
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