セキュリティブログ

「愛知全県模試」運営会社、不正アクセスにより個人情報約32万件の漏洩か

2025.06.30

2025年4月、愛知県で高校受験模試を運営する学悠出版社がWebサーバーへの不正アクセスにより、

約32万件の個人情報を流出した可能性が明らかになりました。

不正アクセスによる情報流出の可能性に関するお詫びとお知らせ/学悠出版株式会社公式/2025年6月30日

※以下引用

このたび、学悠出版株式会社(以下、当社)が運用するウェブサイトのサーバーに対し外部から不正アクセスが行われ、

同サーバーに保管されている情報の一部が流出した可能性があることが判明いたしました。

関係する皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

当社では、不正アクセスを確認した4月下旬以降、社外のセキュリティ専門企業の支援を受けながら、

流出した可能性のある情報の範囲を把握するための調査を進めてまいりました。

※ここまで

今回のように、教育業界のような個人情報を多く扱う分野での不正アクセスは、

被害者の大半が未成年であることからも、社会的なインパクトが非常に大きいと言えます。

一度侵入されてしまえば、情報の搾取だけでなく、サイトの信用・企業ブランド・将来の事業展開にも大きなダメージを与える可能性があります。

こうした被害を未然に防ぐには、WAF(Web Application Firewall)による常時防御の仕組みが不可欠です。

セキュリティ対策で少しでもご不安があれば、お気軽にご相談ください。